ユーロとともに欧州時間のトレードの中核をなす通貨。
かつては世界の基軸通貨として米ドルに主役をとってかわられるまでは通貨取引の中心だった。いまだにポンドドル・豪ドルドル・ニュージーランドドルドルのように1米ドルが何当該通貨という建値では無く、1ポンド=何米ドル、1豪ドル=何米ドル、1ニュージードル=何米ドルというようなレート表示となっているのはかつてポンドが基軸通貨だった名残。
(豪州・ニュージーランドは旧植民地で、英連邦加盟国)

英国の経済指標、政策金利の変動:北海油田があり原油価格の動向にも左右される。
中東とのつながりも深く、オイルマネーとの関係から中東情勢の悪化はポンド売りに繋がる。あとはユーロとの関係でユーロポンドは2月に0.8150手前まで下落した後一旦は2014年3月18日に0.8400まで戻したが、そこからダウントレンドに乗って下落。ついに0.8000を割り込んで下落を続け、2014年9月に予期しなかったECBの利下げで更にユーロ売り圧力が強まり2012年7月22日の安値0.77557が割れて急落。

0.7000と0.7500のレンジで激しい揉み合いを行い2015年7月20日に安値0.69342をタッチした。
その後も基本は0.7000と0.7500で揉み合いが続いたが、2016年1月に0.7500を突破。
英国民投票でBrexit(EUからの離脱)リスクが嫌気されて2016年4月には0.8116までポンドが対ユーロで売りこまれたが、その後実際にEUからの離脱となる可能性は低いと認識されて0.7600割れまでポンドが買い戻されていた。しかし実際に国民投票でまさかの離脱多数となって0.7600からポンドが急落し一気に0.8600へ。 その後欧州の金融緩和縮小観測に加えて、英国がEUからの離脱交渉で、移民の受け入れ制限を優先してEU単一市場から完全に離脱する「ハードBrexit」を選択するとの警戒感が根強く、対ドルで市場最安値を更新するポンドの関係からもユーロポンドは0.9347という高値を2016年10月6日にタッチしている。

その後は売られ過ぎたポンドのショートカバーの買い戻しとソフトBrexit観測から0.83台までポンドの買い戻しが入りユーロポンドは急落し、現在は0.8620近辺で推移中。(1月23日現在)

2月以降の相場観としては、対円ではポンドの上昇とドル円が今後の米経済の好調・日米金利差拡大観測からポンド円も上昇傾向が強いと判断 しています。今は136.50円~148.50円で揉み合いとなっていますが、前回2016年12月15日に越せなかった148.50を超えて150円を抜けてくれば160円を目指す動きが加速する可能性が出てくると考えています。
したがって今のイメージは130円以下にストップを置きながら、139円から134円にかけて 引き付けてポンド円の買い場探しをするイメージで見ています。 1月23日現在 141.36円

欧州時間のメジャー通貨として流動性も高く価格の上下が激しくスキャルピングやデイトレードなど短期の売買を行うには扱いやすい通貨です。
特にポンド円は東京の外国為替証拠金取引で人気が高く、値動きが激しいため収益チャンスがいっぱいある通貨ペアです。
動きやすい時間帯は欧州参入時の東京午後4時~5時と、NYの朝方である東京午後9時~10時ごろ。

ドル円の動きの振幅を大きくしたような動きが特徴のポンド円。
ドル円の影響とポンドドルの影響を同時に受けるが、総じてドル円の影響の方が大きいことが多く、ポンド円の方向感はドル円と同じ方向感を持っていればまず大きくはやられない。
レンジで取引されている時には上下逆張りでいいのだが、レンジブレイクは売り上がったり、買い下がったりせずに流れについて行くことを第一に考える。(損切りしてポジションをひっくり返す)
ポンド円はキャンペーンの最強通貨であり、取引数量同時併用申し込みが可能であるため、取引数量をポンド円キャッシュバック、最高級黒毛和牛、そしてメイン食品キャンペーンにも利用できるメリットがある。
しかもスプレッドは業界最狭水準!
キャンペーンの中でポンド円の強さは際立っています!

まずはボリンジャーバンドの2~4シグマとセンターラインを引こう。
センターラインは識別しやすくするために太線で描いている。
具体例は1分足のろうそく足。
センターラインの方向で、下降 ⇒ 上昇とトレンドを把握する。
上昇トレンドの時にはポンド買いから入る。
センターラインを下から切り上げて上昇するタイミングで1分足が確定したら買いで参入する。
騙しに会う事もあるが、1分の足が確定してからトレンドに乗ってみよう。
この場合は+2シグマに当たって揉み合い始めたらところで利食い。
下落している最中はどこまで下がるかはっきりしないので、買いは危険。
戻りかけてから買うようにしたい。
青い〇で参入、赤い〇で利食いの買いの回転が3回出来ている。
理論的には赤い〇でショートも振れるがセンターラインが上昇中は、順張りで買いから入る方向が良い。
ポンドは動き始めたら一方向に動くことが多いので、逆張りは非常に危険。
順張りでポジションを取り、利が乗ったら更にポジションを積み増すような利乗せも有効なトレーディング。
トレンドライン・水平線を意識して、高値、安値を更新する動きがあったら、逆指値(順張り)で付いて行くような トレーディングの方が大相場を取れる可能性が高い。
3回上値を止めているポイントをブレイクしたちょうど紫の〇で参入すれば、短時間に大きく跳ねているケース がこれに相当する。
ボラティリティが高い(変動幅が大きい)ので変にナンピンを行わず、やられた場合にはポジションを ひっくり返して流れについて行けば十分やられを取り返すことが可能である。
資金管理をしっかりと行い、証拠金いっぱいにポジションを建てないことが大切。
最初に設定した損切りポイントでは水準を変更せずに、しっかり損切りするようにしよう。

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これ以外に、直近高値を上回ったり、直近安値を下回ったら素直に順張りでトレードしてみよう。
赤丸は直近安値を下回った時。
揉み合いとなっている時には手を出さず、安値を更新したら(1分足終値で確認)順張りで売ってみる。
このケースでは2回あるが、最初が12銭程度、2回目が7銭程度収益を確定できるチャンスがあった。
青丸は直近高値を越えてきた時。
特に以前に直近安値を下回り、売りポイントとなった水準を今度は下から切り上げてきたような場合には今度は素直に買ってみよう。
このケースでは4回あるが 最初の分は騙しとなって収益は上げられないケースだが、2回目は15銭程度、3回目は23銭程度、4回目は16銭程度収益を確定できるチャンスがあった。
難しいテクニカルを使わなくても、直近高値、安値で水平線を引き、これを越えてきたら順張りする短期トレードも是非試して欲しいと思います。

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※このレポートは情報提供を目的とし、投資の断定的判断を促すものではありません。お取引における最終的な判断は、お客様自身で行うようにしてください。 この情報により生じる一切の損害について、当社は責任を負いません。本レポート中の意見等が今後修正・変更されても、当社はこれを通知する義務を負いません。著作権はヒロセ通商株式会社に帰属し、無断転載を禁じます。