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通貨ペアのボラティリティ表でも一番ボラティリティが高いがこれは欧州通貨(ポンドやユーロ)とオセアニア通貨(豪ドルやNZドル)の逆相関性が非常に関係しています。
相関性が高ければ、同一方向に進むため、クロスで考えるとそれだけ動きが相殺されて小さくなってしまうが、欧州通貨対オセアニア通貨で考えると逆相関だけに、相場が大きく動けばその分通常よりも影響しあってボラティリティが大きくなる傾向があると言えます。
直近3ヶ月間の通貨ペア別のボラティリティを比較してみますと、3ヶ月を通してポンド豪ドルはボラティリティが最も高い通貨ペアです。
更に上位5通貨ペアの中にも欧州通貨対オセアニア通貨がコンスタントに顔を出している状況から、逆相関である欧州とオセアニアの通貨ペアのボラティリティが総じて高いことがわかります。
これは取引通貨を選ぶときの重要なファクターです。

2016年4月度から現在にかけて「ポンド/豪ドル」のボラティリティは高い数値が出ています。

2016年6月度合計の「ポンド/豪ドル」と「米ドル/円」のボラティリティを比較してみました。

2016年11月度のボラティリティランキング10位は下記の通りです。
圧倒的にポンド/豪ドルのボラティリティが高くなっているのがわかります。

ポンド/豪ドルの日足チャート(一目均衡表)

これから6月23日の国民投票に向けてポンドが上昇(EUからの離脱反対派が離脱賛成派に10%以上の差を付けていることからくるポンド買い戻し)する傾向が考えられること、 夏に豪州で利下げが行われる可能性が台頭していることもあり、ますますポンド/豪ドルはポンド買い、豪ドル売りが進む可能性が高くなると考えられています。

ポンド豪ドルの日足のチャートは非常に力強く、4月22日にボリンジャーバンドのセンターライン(21日移動平均線)を日足が上抜きそのまま、日足の雲に突入し、大きく下がることなく5月6日には雲を突破しました。
そのまま+2σに沿って上昇して2.05125までタッチしています。

ポンド豪ドルはいったん動き出したトレンドがかなり長い期間継続する傾向があります。
ボリンジャーバンドのセンターラインの傾きはまだ上昇であり、今後の上昇を予想させます。
一目均衡表の遅行スパンも実体の上昇にあわせてきれいに上抜けしています。

このようにポンドの買いと、豪ドルの売りといったファンダメンタルズと、テクニカルから来るポンド豪ドルの買いの側面があり、ますますポンド豪ドルはポンド買い、豪ドル売りが進む可能性が高くなると考えられます。

過去のチャートから見ても方向性が出るとその傾向が続く可能性が高い。

トレンドが出始めるとその流れに沿って動く傾向が強く1.82717からの切り返しは明らかに上昇トレンドと言えます。
EUからの離脱に関する英国の国民投票が目先のリスクだが、過去のスコットランドの残留に関する住民投票のように、 投票を行えばかなりの差を付けて穏健派(離脱反対派)が勝利するとイメージしています。
その意味でもポンド豪ドルは押し目買いをイメージしたいです。

1年前の2015年5月にも、現在と同じように雲を上抜けしました。
5月8日1.19441から8月24日2.22995まで、4カ月弱上昇トレンドが続き、103554pipsも上昇しました。
1万通貨(10Lot)で80万円以上の利益が狙える相場になったことがわかります。

豪ドルのメイン取引時間であるオセアニア市場からアジア市場では豪ドルが主な変動要因です。
豪州の経済指標や要人発言を材料に大きく動くが、欧州時間になると今度はポンドを変動要因として英国の経済指標や要人発言を材料に大きく動くため、取引時間帯が他の通貨ペアと比べて比較的長いと言えます。
ポンド豪ドルのボラティリティはオーストラリアの取引される時間と英国の取引される時間帯の影響から
日本時間AM9:00~PM9時の時間帯でのボラティリティが特に高いです。
取引時間帯が日本時間でトレードするには非常に好都合となっています。

ポンドと豪ドル、

それぞれのファンダメンタルズと変動要因に左右されます。

小林芳彦氏

 

【ポンドのファンダメンタルズ】

昨年から「市場が考えているよりも利上げが近い」と発言して市場を驚かせたカーニー総裁だが、 いつの間にか「利上げ通貨」から「次は利下げ」に切り替わっておりポンドは金利面から下落基調に転換。
さらに昨年末に行われた英世論調査ではEUからの離脱に関する国民投票で離脱賛成が反対を上回るかもしれなかったため(離脱賛成47% 離脱反対38%)激しくポンドは売られたが、 次第に離脱反対派の勢いが増してきて2月では離脱反対派が10%以上の差を付けて優勢であり、 この傾向が続いたためまず離脱にはならないというコンセンサスが出来上がり、 ポンドの買い戻しに繋がっています。
今後、国民投票日に向けて討論会などもあり、予断を許さない状況が続きます。

現状政策金利は0.50%

【豪ドルのファンダメンタルズ】

以前は利上げ準備通貨の仲間入りする可能性が高いと考えられていたが、国内の景気が徐々にスローダウンし、インフレ懸念が低下したことから豪州中銀は利下げに踏み切りました。
更に利下げの可能性が高く、オーストラリア準備銀行(RBA)は早ければ今夏にも利下げを行う可能性、ならびに年内にもう一回金利を下げる予測もあります。
中国の景気動向の影響が大きく中国経済のスローダウンが資源国通貨である豪ドルの上値を抑える展開となっています。

現状政策金利は1.75%

以上を考えると金利面では明らかに金利差は縮小傾向であり、相対的に豪ドルが売られる傾向にあります。
英国の不安定要因はEUからの離脱問題、豪州の不安定要因は中国経済のスローダウンと位置付けられています。
今後ますます目が離せない通貨ペアであることは言うまでもありません。


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